駆除の方法について
【直接処理】文字通り害虫に直接的に薬剤を吹き付けたり、害虫をよく見かける場所の周りの、隙間などに吹きかける
処理方法です。
効果は、即効性はありますが一時的で、持続性はあまり期待できません。
【空間処理】室内や浄化槽など、密閉された空間などに殺虫剤を霧状や煙状にして、人間の手の届かない場所や隙間などにも
浸透するので、効率的で且つ、有効性の高い処理方法です。
●煙霧:薬剤を煙霧機により湿潤煙霧25〜50ミクロン、乾燥煙霧25ミクロン以下の粒子にして密閉した空間を浮遊させ、
効果を得る処理方法。
●ULV:ULVとは、Ultra Low Volume(高濃度少量散布)の略で、ULV機を用いて20ミクロン以下の煙霧よりもより細かい
粒子にして、密閉した空間を浮遊させる処理方法でより効率的で且つ、有効性の高い処理方法です。
安全性の高いピレスロイド水性乳剤のみ使用が許可されている。
【残留処理】ねずみや害虫の通り道やごみ袋の上などに粉剤を散布したり、乳剤を噴霧してあらかじめ処理する方法。
●散粉:ねずみなどの通り道やごみ袋の上などに粉剤を撒き、ねずみの身体に付着させる事で、ねずみが自分の舌で身づくろいをする事で、薬剤を
摂る事を期待する処理方法。
●噴霧:害虫などの通り道や壁などに乳剤などの希釈液を、噴霧器を用いて噴霧する処理方法。また、シロアリや毛虫などの
発生源や樹木などへの薬剤散布にも使用する。
【ベイト処理】ゴキブリのホウ酸団子と同じ様な方法で、殺虫成分や殺鼠成分を混入させた餌を、ねずみや害虫など
の通り道にあらかじめ設置しておき、これを食べた害虫やねずみを殺す処理方法。
ゴキブリの場合、この毒餌を巣に持ち帰り
食べた糞や死骸を、他のゴキブリが食べる事で巣を壊滅させるというドミノ効果も期待できる
。
ただし、食べ飽きるといった状況も出てくるので、一定期間おきに数種類の毒餌を替えていくようにします。
どの処理方法がいいのかな
どの処理方法を選択するかは、価格や効果の持続性、安全性等で変わってくると思いますが、ベイト処理では、効果が出るのに2週間程度要しますので
即効性を求める場合は、むいてない方法といえます。
また、空間処理の場合、密閉されている事が必要ですし、空間に舞った薬剤は空間にあるものに
ある程度付着しますので、処理後の対応を必要とします。